あなたは歯科医院を選ぶ時、どんな歯医者さんにかかりたいですか? おそらく多くの人が「痛くない歯医者」「やさしい歯医者」とお答えになるでしょう。
ところが、われわれ歯科医師が、もし自分が患者だったらこんな歯医者に治療を受けたいかという基準は、患者さんが選びたい歯科医院とは全然違います。
ここでひとつ質問です。
歯は、治療しても治療しても、何年かたつとまた悪くなってしまうものだと思いますか?
実は、きちんと治療がしてあれば、歯はそんなに簡単には悪くならないんです。
もともと歯の質が弱い人なんて、ごくごくわずかです。
じゃあ何で自分は何度も虫歯の治療を繰り返しているの?すぐに歯ぐきが腫れてしまうの?
では、本当のことをお話ししましょう。
先進国の中で日本人の歯は一番悪いのですが、その原因は歯医者にかかるからです。
あれ?何かおかしいですね。
歯医者に行くから歯が悪くなるんですか?
はい。そうなんです。
あなたの歯が何度も悪くなるのは、きちんとちりょうしてないからです。そればかりか歯医者の「治療」という破壊行為で、逆にもっと悪くしているのです。
でも、きちんと治療してもらったはずなのに……
日本ではきちんとした治療をしてくれる歯医者さんはきわめて少数です。そしてどの歯医者さんがきちんとちりょうしてくれるかは、患者さんには見分けがつかないのです。
しかし、私たち歯科医師とか歯科衛生士、歯科技工士など歯科医療に携わる人間はみんな知っているのです。
私たち歯科医療関係者は「痛くない」とか「やさしい」といった基準で歯医者を選びません。
歯の治療はすべて手作業でおこないます、そこで手を抜かずにきちんと治療するかどうか、上手に治療するかどうかで、治療した歯が永くもつかどうかがすべて決まってしまいます。
つまり私たちが歯医者を選ぶたったひとつの基準は、治療が圧倒的に上手な歯科医師です。